ピルは女性が自分で避妊することができます。もちろん、信頼の置ける男性とならコンドームを使った避妊でもいいですが、コンドームは途中で取れたり破けたりという事も有ります。そんな時のためにも、ピルで女性も避妊しておくことは大事なことなのです。

ピルは卵胞を成熟させホルモン分泌を抑え子宮内に影響

女性が自らの意思だけで、確実に避妊することのできるピル、我が国においても低用量ピルが解禁となったので、少しづつではありますが女性たちの間に普及しつつあるようです。女性に取って、自分の意思と相反する妊娠は、心身ともに強い衝撃を受けてしまうもので、人生設計をも狂わせてしまいかねません。産まないという選択肢を選んだ場合には、中絶手術を受けなければなりませんが、この手術は非常に危険を伴うもので、後の不妊につながってしまうことがないとは言いきれません。そういったリスクを極力回避し、大切な自分の身体を守るためにも、低用量ピルを服用する習慣をつけて、しっかりと身体をコントロールしましょう。ピルの避妊成功率が圧倒的に高いのは、三段階に分けて子宮内に影響させるからだといわれています。まず第一に、卵胞を成熟させるホルモンの分泌が抑えられるため、排卵が起こりません。次に子宮内膜の増殖を抑え、受精卵が着床しにくくさせます。万が一卵子と精子が受精してしまっても、受精卵のベットとなる子宮内膜が薄くなっているので、着床する確率がぐっと減ってしまうわけです。そして三番目に、子宮の入り口である子宮頚管の粘液を変化させ、精子が子宮に入りにくくさせてしまいます。このように二重にも三重にも妊娠を妨げるように働きかけるので、毎日飲み忘れることなく服用していれば、確実に避妊できるというわけです。妊娠したくなった時には、ピルの服用を止めれば排卵は再開します。ピルを中止した直後の妊娠でも、胎児には全く影響はないので安心して服用できます。ピルには生理周期を安定させる効能もあるので、不妊につながる生理不順を改善させる目的で、妊活中の女性が使用することもあるのです。